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book * [memorandum+]


old photograph, dubai

intermission *

長風呂用の、薄い文庫本探し
星新一と村上春樹の初期短編集を手に取る
氷を浮かべた焼酎を飲みながら、N氏の話を幾つかと
「蛍」「納屋を焼く」と「めくらやなぎ・・・」3編を
久し振りに読んでみる

多分、初めて読んだのは18歳だった
活字苦手だった僕は、高校3年生の時
少し大人びたガールフレンドの罠に嵌って
読書好きどころか、現代国語だけはトップになった
その影響があるのか、ないのか
今までの人生で一番読み返した本は、と問われると
いまのところ、カミュ「異邦人」となる

 ゆっくり行くと、日射病にかかる恐れがあります。
 けれども、急ぎ過ぎると、汗をかいて、教会で寒気がします、と彼女は言った。
 彼女は正しい。逃げ道はないのだ。

ところがその影響か反動か、あたまの上の
文学コンプレックスは、いまなお続く

頭上の書籍は「カラマーゾフの兄弟」か、「百年の孤独」
果てまた「重力の虹」か・・・ユーモアとともに何処へ逃げる?
逃げ道はないのだ・・・

アラブはドバイ、学校歴史博物館にて


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